高額の嘘 奨学金の申請

息子の失踪から10日目には、妻はしきりに、” もう待つしかない ”、” 考えないどこう ”と言います。

ストレスにさらされて、緊張に耐えられない思いです。家を出ても使い事や危険ばかりなのに、馬鹿な奴だ。そんな馬鹿な奴の事は放っておこうと割り切れないのが、親の心です。

息子がなかなか帰って来ないのは本人の意思なのでしょうか?何か悪い事態になって帰れないでいやしないか?ネガティブなことをつい考えてしまいます。

 

息子がお金を沢山持っていてなかなか帰ってこないという事は考えにくいです。但し一つだけ気になっている事があります。学資奨学金の申請をしたのでした。家出の2日前に1000円、引き出された口座は、奨学金を受け取る為に作ったものです。

もし、自分で別口座を開設して、そこに奨学金が振り込まれる様に申請していたならば、息子の所持金は予想以上に多いかもしれません。学校に確かめてみる必要があります。

そこで、専門学校に電話してみました。奨学金の担当者からは意外にも、申請はされていないと言われました。

「 申請書の添付書類に不備があって期日内には提出されませんでした。 」

私には申請がちゃんと出来たと言っていたのでした。それも嘘をついていたのです。そう言えば、申請に添付する書類で息子に色々話した記憶がありました。私はもう具体的な事柄を忘れてしまっていたので、その奨学金担当者に聞きました。

「 どの書類に不備があったのですか? 」

私はその奨学金担当者の説明を聞いて思い出しました。私は息子に、その担当者が求めている書類がそもそも存在しないと伝える様言ったのでした。ところが、その奨学金担当者が未だにその書類が必要だと言っているのです。

そこで私がその様な書類は存在しない旨を伝えました。学生を指導して書類をまとめる担当者でありながら、良く理解していないのです。それで奨学金事務局にその担当者は確認して折り返し電話をくれることになりました。

 
程なくして電話が来ると、その担当者は自分が誤りであった事を初めて認めました。自分が間違っていたのにも関わらず、息子がいくら言ってもその担当者は調べようとしなかったのです。結果、百万円程の奨学金の申請が出来なかったという事です。

それを息子は私に言えずに嘘をついていた ・・・

「 これは息子が家出した原因の一つですよ。 」

私は奨学金担当者を責めました。アルバイト代金やお祝い金とは桁が違う高額の嘘です。息子はかなりのプレッシャーを感じていた事でしょう。
 

私がこうして直接、学校に電話して話をしてあげていればと後悔します。家出2日前に引き出した口座は使われる予定がないという事を息子は知っていたのです。だからその1000円は目をつけていたのでしょう。

おこずかいあげようかと妻が言っても、要らないと答えていたのだが、実はお金を欲しいと思っていたのです。息子なりに嘘がばれることを警戒していたのかもしれません。

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